📒マイクロ法人設立~運営|⑭決算-4(決算報告書)

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税金確定後の整理仕訳

税金が確定したら、税金に関する仕訳を🟦円簿会計に追加します。🟪お助けくんの「(5)申告書出力」で「申告作業」を選択すると、お助けくんが自動計算した税金が整理仕訳の一覧に書かれています。

仮払源泉所得税

お助けくんには、仮払源泉所得税の整理仕訳が書かれていませんが、仮払金のまま資産に残すと、還付漏れのリスクなどのデメリットがあるため、通常は整理仕訳が推奨されます。 

お助けくんの税金計算で、赤字の場合は、期中に仮払源泉所得税で処理した合計金額を、決算時に「未収金」に振り替えます。

逆に、黒字の場合は、仮払源泉所得税から法人税を差し引いた金額を未収金に振り替えます。

差し引いた金額がマイナスであれば、未収金の仕訳はなしです。仮払源泉所得税の全額を、法人税等の支払いに充てます。

なお、法人住民税(均等割)は地方税なので仮払源泉所得税(国税)と相殺して納めることはできません。

法人税・住民税・事業税

マイクロ法人で赤字であっても、法人住民税の均等割(約7万円)は必ず発生するため、この仕訳が必要になります。

法人で利益が出ると、所得800万円以下の中小法人の場合で、上記の均等割に加えて、国税(法人税・地方法人税・特別法人事業税)、地方税(法人住民税(法人税割)・法人事業税)がかかります。

これらの税金は、期末から2ヶ月以内に支払うので、未払法人税等(未払の費用)として仕訳することになります。

🟦円簿会計→🟩ニコラ会計(仕訳データ読込)

⑬決算-3(税金計算)自動読込編の🟦円簿会計→🟩ニコラ会計(仕訳データ読込)の手順に従って、🟦円簿会計の仕訳データを🟩ニコラ会計に読み込みます。前の仕訳データが残っている場合は、一旦全削除してから、読み込みます。

個別注記表、資本等変動計算書、データ追加

円簿会計、ニコラ会計とも資本等変動計算書、個別注記表に同じ内容を記入します。それぞれ、記入方法が異なります。

🟦円簿会計:個別注記表、資本等変動計算書記入
メニューから「🖱️年次決算」→「🖱️決算報告書」→「🖱️注記設定」
それぞれの項目を選択して、注記を記入します。記入事項がない項目は空欄で構いません。

→「🖱️変動理由設定」
変動した資本等があれば、当期変動額の列に金額が表示され、その下に変動理由欄と金額欄の行が作成されているはずです。変動理由をリストボックスの中から選択し、その理由による金額を当期変動額に記入します。

繰越利益剰余金については、すでに変動理由として当期純利益とその金額が記入されていると思います。同額であれば、追加の変動理由はなしでOKです。

🟩ニコラ会計:個別注記表、資本等変動計算書記入
メニューから「🖱️設定」→「🖱️個別注記表」
注記項目を選択して、内容を記入します。必要に応じて、項目を追加します。入力の方法が独特なので、ちょっと戸惑います。

内容を入力したら、メニューから「🖱️書類表示」→「🖱️個別注記表」で表示して内容を確認します。この注記表は1ページしか書けないので、できるだけ行数が少なくなるように記入内容を調整します。

→メニューから「🖱️書類表示」→「🖱️追加情報」→「🖱️資本等変動計算書」
変動した資本等があれば、右の枠内に表示されています。各行を選択して、変動理由をリストボックスから選び、「🖱️設定」で理由を確定します。入力が完了したら、「🖱️資本変動」で内容を確認します。一番左の列が変動理由です。

決算報告書の完成

これで、すべての仕訳が完了したので、最終的な決算報告書のデータが揃いました。円簿会計とニコラ会計で決算報告書を出力して、同一の決算報告書になっているか確認します。

🟦円簿会計:決算報告書出力
日次処理メニューで「🖱️年次決算」→「🖱️決算報告書」→出力様式を「🔘勘定式」→「🖱️PDF出力」

🟩ニコラ会計:決算報告書出力
メニューから「🖱️書類表示」→印刷ボタンの下の「🖱️▼」→印刷したい書類をチェックして、「🖱️印刷」

※このスキームには前提があります。「はじめに」も合わせてお読み下さい。

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