📒マイクロ法人設立~運営|③登記申請

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いざ、申請へ

前回の登記準備で必要な書類等が準備できたら、いよいよ、次は、実際に各窓口に行って申請を行います。すべてが初めてのことなので、緊張してしまいますが、窓口の人は意外と親切に対応してくれますので、分からなかったら遠慮なく、聞きましょう。

最初の登記申請の日は、法務局だけ行けば良いのですが、後日、登記が完了して会社が設立された後は、5カ所も移動しなければいけないので、その日は1日中、大忙しの日になります。

混んでいたり、間違いがあったりすると、1日で回りきれなくなる可能性もあるので、もう一日予備日を設けておくと良いかもしれません。

会社設立日に法務局へ届出

会社設立日に法務局に行って、登録免許税(合同会社は6万円)の印紙を購入し、事前に準備した書類一式を提出します。窓口では、一応簡単なチェックをしてもらえるので、安心です。もし、不明な点があれば、そこで確認すると良いでしょう。

受付が完了したら、「何月何日頃に登記が完了するので、それ以降の日に(設立後に必要な証明書などを取得するために)また来て下さい」と言われます。私の場合、3営業日で登記が完了しました。申請が混んでいる時は、もっと時間がかかるようです。

現在、一人会社の設立登記申請は完全オンライン申請ができるようです。法務省が専用ページを設けているので、興味のある方は、こちらを御覧ください。

法務省

社員総会議事録作成

役員報酬は、本来、社員総会で承認されなければいけません。ただ、マイクロ法人は、自分ひとりしか社員がいないので、登記完了を待たずに社員総会議事録を作って、記録として保管しておきます。

日付は会社設立日から、登記完了予定日までの間の適当な日にしておきます。社員総会議事録のテンプレートは、ネットにたくさんあるので、それを参考に書けば良いでしょう。

社員総会議事録(Word)の事例を、こちらの特典パックに収録しています。

登記完了予定日に法人番号を調べる

「Money Forward会社設立」で指示された各種届出書を作成するにあたって、法人番号を記入する欄があります。登記が完了しないと、法人番号が分からないので、事前に届出書を作成することができません。

そこで、登記完了予定日の16:00以降に、国税庁 法人番号公表サイトで自社の「商号(会社名)」と「所在地」を入力して検索します。登記が完了していれば、検索がヒットし、13桁の法人番号を取得できます。登記完了のタイミングによっては、翌稼働日の11:00頃以降になることもあります。

なお、法人番号は13桁ですが、会社法人等番号は、法人番号から最初の1桁を除いた12桁になります。名称がよく似ているので間違えないようにしましょう。

これで、会社設立後に届出が必要な書類を、すべて事前に用意することができました。あとは、法務局で登記事項証明書と印鑑証明書を取得すれば、各種届出を行うことができるようになります。

必要な証明書原本の枚数

実は、届出に必要な証明書の原本は、登記事項証明書1通だけです。ただ、銀行口座開設には、登記事項証明書と印鑑証明書の原本が必ず必要なので、それぞれ、2通、1通は最低限交付してもらいましょう。

「Money Forward会社設立」で指定する必要書類の枚数は、2~5通が一般的と書いてありますが、それなりに費用はかかるので、私は最低限の枚数にしました。

もし、追加で必要となったら、その都度、最寄りの法務局へ行けばその日のうちに交付してもらえます。ただし、法務局が遠い場所にある場合は、多めに交付してもらった方が良いと思います。

登記完了後、すぐに法務局へ

登記完了(会社設立)後は、法的な届出(期限あり)が必要です。期限は、設立から5日以内のものから2ヶ月以内のものまでありますが、全部1日でやってしまいましょう。

最短期限の、設立から5日以内というのは、年金事務所への届出ですが、申請が混んでいると、登記完了まで1週間以上かかる場合もあるので、登記完了後、出来るだけ早く届出を済ませます。

届出をする日の「朝」に法務局に行き、登記事項証明書交付申請書、印鑑証明書交付申請書、印鑑カード交付申請書を提出して、証明書と印鑑カードを取得します。

税務署、都道府県税事務所、市町村役場→年金事務所の順に申請書を提出

次に、コンビニに行って、法務局で取得した登記事項証明書のコピーを3枚とります。

税務署、都道府県税事務所、市町村役場は、ただ提出するだけなので、混んでなければ、あっという間に終わります。全部で1時間もかからないくらいです。この3カ所は順番は関係ないので、最短ルートで行けば、OKです。

あと、届出の際は、必ず控えをもらいましょう。もし、何か不備があれば、後日連絡が来る可能性があるので、控えがあると安心です。

一方、年金事務所は一番時間がかかるので、最後に行くのがベターです。ここでも、控えをもらうようにしましょう。

以上が、申請の流れになります。実際にやってみると、場所を間違えたり、分からないことを人に聞きまくったりして、本当に忙しい1日でした。でも、のんびりとしたセミリタイア生活とは真逆だったので、ある意味、非日常を味わえて、すごく新鮮でした。たまには、こういうのも良いですね。

※このスキームには前提があります。「はじめに」も合わせてお読み下さい。

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