以前の記事でも書いた通り、私は、社会保険料削減のためにマイクロ法人を運営しています。今のところ、税理士さんへ依頼もせず、全ての運営を私一人で行っています。

マイクロ法人の設立自体は、手続きがたくさんあるものの、手順にしたがってやれば、それほど難しくはありません。それに、大変と言っても、設立の時だけです。
運営についても、頻繁にお金のやり取りがあるのでなければ、帳簿を付けるのが面倒ということもありません。逆に、ペーパーカンパニーと疑われないように、適度にお金のやり取りを帳簿付けしたいくらいです。また、マイクロ法人の場合、法的に届出をする項目も少ないので、非常に楽です。
そして、恐らく一番大変だと思われるのが、決算です。私もこれが一番不安でした。でも、私の場合は、何とかなりました。決算については、後の記事で詳しくご説明します。
あと、費用面では、マイクロ法人を運営するために、余計にかかる費用は、年8.6万円(会計ソフト代1.6万円、法人住民税の均等割7万円)でした。社会保険料、役員報酬などは、余計にかかる費用ではないので含みません。また、法人事業で利益が出れば、その分、法人税がかかるのは言うまでもありません。
ここまでで、多くの方が、マイクロ法人のメリットを感じるものの、やっぱり、自分一人でやっていけるかどうか不安に思いますよね。
そこで、私が実際にマイクロ法人を設立するにあたって、どのようなことをやってきたか、設立後はどのようなことをしないといけないのかを具体的に示すことで、皆さんが次の一歩を踏み込むかどうかを判断する事ができれば、いいんじゃないかと思いました。
今回ご紹介するのは、あくまで私の事例です。下記のように、私と同じような状況であることが前提であることに、ご留意ください。
また、皆さんのスキルレベルに応じて、税理士さんに依頼したり、より高機能な会計ソフトを使うこともご検討いただければと思います。(その分、費用もかかりますが)
【私の状況】
- 自由に使える時間が多い。
- 法人の取引や購入品の支払いなどの件数は、多くても月30件程度。
- パソコンが得意で、ソフトを使いこなし、ネットで様々な情報を調べることができる。
- インターネットに常時接続されている環境がある。
- 出来るだけ安く運営したいと思っている。そのための労力は惜しまない。
記事は以下の内容となります。
①設立準備(法人名、印鑑、表札)
②登記準備(Money Forward会社設立、定款)
③登記申請(年金事務所、税務署、都道府県税事務所、市町村役場)
④銀行口座開設(開設NGでも大丈夫)
⑤証券口座開設(インデックス投資で本業を助ける)
⑥手続きのオンライン化(g-BizID, eTax, eLTax, e-Gov登録)
⑦帳簿付け(円簿会計)
⑧特定月の各種届出(簡単、年2回だけ)
⑨年末調整(ほとんど空欄でOK)
⑩決算-1(決算の流れと3つのツール)
⑪決算-2(決算整理仕訳)
⑫決算-3(税金計算)
⑬決算-3(税金計算)自動読込編
⑭決算-4(決算報告書)
⑮決算-5(申告・納付)
⑯事業年度変更

